エステサロンで結果の出る新規集客方法とは?COLUMN

  • 2022.12.28

エステサロンで結果の出る新規集客方法とは?

エステサロンで結果の出る新規集客方法とは?

技術を学びエステサロンを開業したものの集客に悩む方は大勢いらっしゃいます。

エステサロンは国家資格が不要で容易に開業できるビジネスということもあり、継続して経営できるサロンはごくわずかです。開業後1年以内に6割の店舗が閉店してしまい10年以上開業しているサロンはたった5%に過ぎません。

結果の出る技術だけでは、エステサロンを継続して運営することはできないといえるでしょう。

一方で、繁盛しているエステサロンも存在します。

何が違うのか、どうしたら集客できるようになるのか、考えてみたいと思います。

繫盛店はココが違う

エステ業界でよく言われる言葉に「徹底的に真似るのが基本」があります。

技術だけではなく集客についても同じです。

まずは、閉店してしまうサロンと繁盛店の違いを確認していきましょう。

リピーターを大切にする

繁盛店はリピーターを大切にします。リピーターこそサロン経営の土台だからです。

新規を獲得するコストとリピーターとして継続してもらうコストを比較すると、新規獲得は圧倒的なコストがかかります。

コスト面から考えると、新規獲得に力を入れているサロンは繫盛できないばかりか閉店の危機にあるといってもいいでしょう。

また、回数券や定額制のコース、会員制のコースなどを設け、通ってもらえる仕組みが繫盛店にはあります。

ただし、一般的には回数券やコースを作った方がよいとされていますが、地域やサロンの特色、顧客層、メニューなど様々な要素で異なる場合も存在します。

最終的にはテストしてみなければ、何が正解かはわかりませんが、リピーターを増やす努力をするようにしましょう。

キャンペーンは定期的に実施

新規よりもリピーターを大切にしなければサロン経営は成り立ちませんから、リピーター向けのキャンペーンを必ず実施するようにしましょう。

例えば、誕生月のキャンペーン、周年イベントなどです。誕生月にキャンペーンのレターを送る、LINEで個別メッセージを送信するなど、様々な手段を使ってキャンペーンを伝えましょう。

1つだけの手段で伝えたとしても、伝わっていない可能性が高いので、複数実施するのがコツです。

リピーター向けのキャンペーンに慣れてきたのなら、新規向けのキャンペーンを企画するようにしましょう。

クリスマスキャンペーンや春先から夏前のキャンペーンなど、季節ごとに新規向けのキャンペーンを定期的に実施することが大切です。

なお、個人店舗で忙しく、新規向けのキャンペーンまで手が回らないのであれば、無理をする必要はありません。

紹介しやすい仕組みがある

紹介しやすい仕組みがある

最も低コストで効果的に集客できるのが紹介です。

繁盛店は「ご紹介カード」を新規顧客に必ず渡すなど、紹介しやすい環境を整えています。

紹介で顧客を増やせないエステサロンの継続は困難を極めますから、遠慮せず紹介してもらうように依頼しましょう。

ただし、「優れた技術で友人に紹介したら、自分の予約が取れなくなるから紹介したくない」というケースもありますので、ご注意ください。

口コミも重要なアイテム

広告だけを見て来店する顧客は少なく、ほぼ100%新規顧客は口コミを確認してから来店します。

集客のために口コミを依頼するようにしましょう。

エキテンやホットペッパーなど、様々な媒体に対して、口コミを依頼するのがベストです。

なお、業種業態を問わず信頼されているのがGoogleの口コミです。Googleは「クチコミは正直で客観的である場合に、見込み顧客にとって有益な情報となります」という立場を重視しており、業者による口コミや自作自演の口コミを削除しています。

リンクを作成して口コミを依頼することはできますが、口コミの見返りに特典の提供などは、Googleポリシー違反となり削除の対象となりますのでご注意ください。

顧客の分析をしている

店舗に来店したきっかけ、どのようなメニューを選択したのか、使った金額はどのくらいなのか、年齢層や性別、お仕事の内容まで顧客の分析をしているサロンは強いです。

「誰でもいいから来てほしい」といったターゲットが曖昧な広告は、反応が悪く広告の意味を成しません。

一方、顧客を分析しているサロンなら、サロンに最も来てくれる人に対して広告を出すことで、ターゲット層に響かせ集客を行っています。

顧客の分析を必ず行うようにしましょう。

来てほしい客層と実際の客層が違うことも多々ある

顧客の分析を行うとわかるのですが、30代女性に来店して欲しいと考えていても、実際には50代女性が9割を占めるといったサロンは数多く存在します。

繫盛店は既存顧客の層を大切にし、広告やキャンペーンを打ち出しますが、閉店してしまうサロンは店舗側が集めたい顧客層に広告やキャンペーンを打ち出し、失敗してしまいます。

また、数字で把握しているかどうかも分かれ目のひとつです。

何となくのイメージではなく、数字で把握するようにしましょう。

行きたくなるエステサロンとは?

行きたくなるエステサロンとは?

エステで結果を出せる技術、接客は基本として、「行きたくなるサロン」と「行ってみたいサロン」は異なります。

集客し収益を上げるには「行きたくなるエステサロン」にする必要があるのです。

予約しやすいか

予約のしやすさは集客に直結します。

個人店舗でも低予算で予約システムを導入できますので、ぜひ導入するようにしましょう。

アクセスの良さ

優れた技術を持っていたとしても、駅から坂道を20分かけて歩いていかなければならないエステサロンは行きたくなるサロンでしょうか。

また、道に迷ってしまうような入り組んだ場所にあるサロンはどうでしょうか。一度は行ってみたいエステサロンにはなりますが、通いたいかと問われると難しくなってしまいます。

自宅サロンを駅前や繫華街に移転しただけで、集客できるようになり売上アップができたというエステサロンもありますので、店舗の場所は集客にとってとても重要なポイントです。

お金をかけて集客するときの注意点

エステサロンの新規集客で必要になるツールには下記のものがあります。

  • インスタなどのSNS
  • ホームページやブログ
  • ホットペッパー、エキテンなどの集客サイトや集客アプリ
  • Googleビジネスプロフィール(Googleマップとの連携あり)
  • チラシ(新聞折り込みやポスティング)
  • フリーペーパー
  • 看板
  • イベントに参加(出店)
  • ネット広告

個人店舗ですべて同時に行うのは時間的に難しいので、集客に直結するものから行うようにしましょう。

例えば、新規顧客が店舗に来るとき、スマホのGoogleマップを使ってアクセスする方が多いのなら、Googleビジネスプロフィールに登録しGoogleマップに店舗を登録するようにしましょう。

一般的なチラシの反応率は1000枚に1人程度とかなり低下していますが、工夫し反応率を上げることができます。

どの方法を用いてもいいのですが、数字として結果を把握し、結果の良いものに重点的に資金を投下していくことが重要です。

結果の出ない集客方法に資金を投入しないようにしましょう。

セミナーを開催し集客するというアイデアも

エステサロンでセミナーを開催し集客に繋げている店舗も存在します。

顧客にとって嬉しいサービスにも繋がるセミナーはおすすめの集客方法です。

とはいえ、セミナーのノウハウがないのにセミナーを開催しても無駄骨に終わってしまいます。

エステサロンの集客にも役立つセミナー開催方法については、こちらで詳しく案内しておりますので、ぜひご覧ください。

できないと言って避けるのは簡単ですが、成功も逃げていきます。幸運の女神には前髪しかないというように、チャンスは一瞬です。

ぜひこの機会に御覧ください。

最短90日でオンライン集客できて、
非接触型カウンセリングで新規顧客を獲得

エステサロンの集客についてのよくある質問

Q エステサロンで新規集客する方法はありますか?

A 開店したての個人店舗なら、広告を使わずに紹介でリピーターを新規獲得できるようにするのが重要です。紹介が得られない場合は、原因を追究しましょう。ある程度軌道に乗っているのなら既存顧客を分析し、最も効果的な集客方法を探すようにしましょう。

Q エステの集客方法で避けた方がいいものはありますか?

A 分析せずに広告を出すと集客に失敗します。また、大手が行っている集客方法と同じことをしても上手くいかないこともあります。サロンにあった集客方法をテストし探していくようにしましょう。

Q リピート率を増やすコツはありますか?

A お礼状やキャンペーン案内のハガキを送る、リピート割引券を配る、回数券やスタンプカードなどの方法があります。カードを作成するなど最初は大変ですが新規顧客セットにしてまとめて渡すようにすると、難しくありません。ぜひ導入していきましょう。

オンラインセミナー・セールスを
仕組み化して売り上げが上がる!

この記事を書いた人

山名 深大

株式会社ライフ・フォース 代表取締役

プロフィール

米国サンダーバード国際経営大学院にて国際マーケティング専攻で経営学修士(MBA)取得。食品メーカー (株)ドール、化粧品メーカー シュワルツコフ ヘンケル(株)、日本ロレアル(株)にてプロダクトマーケテ...

担当セミナー

『顧客獲得型オンラインセミナー設計塾』 3日間チャレンジ プログラム
治療家、セラピスト、エステ、トレーナー向け『非接触型オンラインカウンセリング設計塾』
保険営業および士業・コンサル向け『顧客獲得型オンラインセミナー設計塾』
はじめてのオンラインセミナー集客