社労士はどうやって仕事を取ればいい?仕事の獲得方法やおすすめの方法を解説COLUMN

  • 2023.7.13

社労士はどうやって仕事を取ればいい?仕事の獲得方法やおすすめの方法を解説

社労士はどうやって仕事を取ればいい?仕事の獲得方法やおすすめの方法を解説

「社会保険労務士として安定的に仕事を取りたい…」とお悩みではありませんか?

社労士は世の中に必要とされている存在ですが、同時に社労士の人数は増加しているため、仕事を獲得するのは簡単ではなくなっています。「資格さえあれば仕事が獲得できる」といったような甘い考えだと、せっかく社労士として開業しても安定的な経営は難しいです。

本記事では、社労士の現状や効果的な仕事の取り方について解説していきます。

社会保険労務士の現状

社労士のニーズは高まっていますが、仕事は取りやすい環境になっているのでしょうか?まずは社労士の現状について把握しておきましょう。

社労士は増加傾向にある

現在社労士の業界は、人数が増加傾向にあります。以下が、「全国社会保険労務士会連合会」に登録している社労士の登録者数の2017年から2021年のデータです。(開業・勤務を合計した数)

年度 人数 前年度からの変化
2017 41,187人
2018 42,056人 +869人
2019 42,887人 +831人
2020 43,474人 +587人
2021 44,203人 +729人

参照…社会保険労務士白書 2022年版

社労士には、独立開業をして事務所を自分で儲ける開業社労士と、企業に勤務して働く勤務社労士がありますが、両方とも年々増加しています。

社労士のような士業は、一般企業のように引退というような制限がなく、働ける限り働くことが可能です。そのため社労士という仕事を辞める人は少なく、一方で参入する人は一定数いるので増加し続けていくのです。

社労士はこれからも増え続けることが予測され、2029年には約50,000人に上ると推測されています。

お客様の取り合い状態になっている

上記の通り社労士の数は年々増加しており、いつの時代でも社労士は必要とされる人材です。しかし、現代はWebの発展と共に、お客様の数は手続きのクラウド化などに伴って減少傾向にあります。

そのため、今の社労士業界はお客様の取り合い状態となっているのです。様々な社労士が、様々な集客方法を活用して、仕事の獲得を行っています。

社労士としてお客様に選んでいただくには

社労士としてお客様に選んでいただくには

年々増加傾向にある社労士ですが、その中でも仕事を取っていくにはお客様に選ばれる社労士でなければいけません。では、お客様に選んでいただくにはどのような社労士である必要があるのでしょうか。

自分の強みを明確にしておく

社労士としてお客様に選んでもらうには、自分の強みを明確にし、お客様に打ち出すことが重要です。社労士の業務は様々なものがありますが、「何でもできる」はおすすめしません。「何でもできる」で打ち出してしまうと、お客様は具体的にどのようなことをしてくれるのかイメージができません。「労働に関するトラブル専門」「労務管理専門」「年金相談専門」「就業規則専門」など、自らの社労士としての強みや専門分野を明確にしておいた方が、お客様は相談しやすく、安心感を抱いてもらいやすくなります。

お客様は社労士への依頼を検討する際は、何かしらの特定の悩みを抱えていることがほとんどです。自分の悩みに特化した社労士がいれば、その社労士に相談する可能性が高いです。

また、ホームページには自らの強みや専門分野に関する実績や知識・情報などを掲載しておくのもおすすめです。

質の高いサービスで信頼度を向上させる

社労士などの士業は基本的に法律が関わる仕事であるため、少しのミスも許されません。もしミスを起こしてしまうと、依頼を受けた企業に大きな損害を与えてしまう恐れもあるためです。例えば、社会保険に関して計算を間違えていたとすると、場合によっては100万円以上の損失を起こしてしまいます。

お客様からの信頼を得る一番の方法は、質の高いサービスを正しくお客様に提供することです。お客様の求める質を理解し、それ以上のサービスを提供し続けて、そしてさらに質を高めていくことでお客様からの信頼度は向上していきます。

社労士の仕事の取り方

社労士の集客方法は様々な方法があります。ここからは、社労士の仕事の獲得方法について解説します。

Webからの集客

ホームページやWebの広告、SNS等を活用することで、仕事を獲得することが可能です。

ホームページやWeb広告などは、多くの情報を発信することができ、多くの人に情報を伝えることができます。Webは今やほとんどの人が利用しているものですので、仕事の獲得のために利用しない手はありません。

Webを通して、具体的な仕事内容やどのようなことを専門分野として行っているのか、どのような実績があるのかなどを効果的に伝えましょう。また、ホームページやSNSでは文章だけでなく、写真などを活用して視覚的にも情報を伝えると効果的です。

しかし、ホームページやWeb広告、SNSなどは、実施すれば集客できるといったものではありません。定期的な情報の更新や検索キーワードでヒットしやすくなるようなSEO対策、こまめなデータチェックなど、随時工夫していくことが重要となります。

成果が見込めなければ随時改善が必要なので、Webマーケティングの専門的な知識が必要となります。

営業活動での集客

「営業活動で仕事を取ろう」と思ったとき、電話や飛び込みといった方法が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

訪問や電話でアポを取って自分で仕事の交渉をする方法は、アナログ的な方法なため時代錯誤と揶揄されがちですが、営業は直接自分のサービスを相手に伝えられるメリットがあります。

ただし、社労士の営業は簡単ではありません。1回会っただけで、お客様に信頼していただくことは難しく、スムーズに契約に進むことは多くありません。基本的にお客様が社労士のサービスを選ぶ判断基準は「値段」と「質」で、その場で値段はお伝えできますが、質はすぐには理解をしていただけません。特にいきなり営業されると、怪しさを感じてしまうことが多いです。

セミナー開催からの集客

労働関連の悩みを持つ人や経営者向けに、社労士としてセミナーを主催して仕事に繋げる方法も効果的です。

セミナーで情報をお客様に伝えることで、お客様に社労士としての自分と関わることに価値を感じてもらうことができます。また、自身の強みを効果的にアピールすることにも繋がり、効果的です。

また、セミナーに参加しているお客様は、すでにその分野の話に関心があるということなので、仕事に繋がる可能性が高いと言えます。セミナー開催はスムーズな顧客獲得を行える可能性の高い方法です。

社労士がオンラインセミナー開催で仕事を獲得できる4つの理由

社労士がオンラインセミナー開催で仕事を獲得できる4つの理由

社労士が仕事を獲得するのに効果的なオンラインセミナーですが、なぜそれほどまでに効果的なのでしょうか?ここからは社労士が、オンラインセミナーで仕事を取れる理由について解説します。

「売る立場」ではなく「教える立場」となる

オンラインセミナーを通じてのセールスは、通常の対面セールスのようにその場の販売や契約のみが勝負ではありません。セミナー内での情報の発信や参加者との質疑応答を行うことで、セミナーの流れの中で販売や契約を行うことができます。

オンラインセミナーの中では「売る立場」ではなく、社労士として「教える立場」となり、スムーズにセールスを行うことができる立場形成ができます。オンラインセミナーを駆使することで、ストレスを感じることなく販売や契約に繋げることができるのです。また、セミナー参加者も「売り込まれている」と感じず、売り手も買い手もストレスを感じることがありません。

1対多のため見込み客が参加しやすい

オンラインセミナーは1対多のため、参加者も参加のハードルが低く、その上すでにその分野の情報に関心があるのでオンラインセミナーに参加しています。

そのため、関心の高い見込み客を集めることができ、効果的なセミナーにすることで契約に結び付きやすくなるのです。

他の社労士との差別化ができる

オンラインセミナーを開催して情報を発信することで、他の社労士と差別化が図れます。

前述したような、電話でアポを取って営業する社労士は、1回のアポではまだどのような人物か理解できないため、契約に結び付きにくいです。しかし、オンラインセミナーを開催することによって、「この社労士はこのような問題に強い人」「この社労士の専門分野は私の悩みを解決してくれそう」と感じていただくことができ、信頼度を高めることができるのです。

ただひたすらに営業活動をしている社労士とは差別化を図ることができ、社労士かつ専門家としてお客様に価値を感じていただくことが可能です。

「点」ではなく、「線」でアプローチできる

オンラインセミナーは、セミナーの中で多数の参加者と関わったり、問いかけをしたりすることで、参加者の反応を見ることができます。反応を見ながら成約への角度を高めることができるので、「点」ではなく、「線」でアプローチできるのです。

参加者が現状抱えている悩みをリアルタイムで解決することで確度を高めたり、サービスを利用したくなるような情報を伝えることで成約への伏線にしたりなど、契約に繋がりやすい流れを作ることができるのです。

まとめ

本記事では、社労士の現状や効果的な仕事の取り方について解説しました。

社労士が仕事を取っていきたいのであれば、オンラインセミナーは非常に効果的です。「売る立場」ではなく「教える立場」となるので、売り込み感なくセールスを行うことができます。

ただし、オンラインセミナーを行う際は、効果的なセミナー設計コンセプト、戦略が必要となります。ただしそれらを明確に定めることで、成約に繋がりやすいオンラインセミナーを行うことができるのです。

効果的なオンラインセミナーを開催し、顧客獲得を狙いたいのであれば、ぜひ「セミナー設計塾」に参加を検討してみてください。

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この記事に関するよくある質問

オンラインセミナーで本当に仕事が獲得できますか?

可能です。ただし、仕事を獲得するためには、売れる仕組み 7つのステップを踏まえた効果的なオンラインセミナーを設計する必要があります。

売れる仕組み 7つのステップは以下の通りです。

STEP.1 自己棚卸しで自身を見つめ直す
STEP.2  No.1(オンリー1)コンセプトの設計
STEP.3 高単価な商品設計(バックエンドの構築)
STEP.4 成約率30%以上の顧客獲得型セミナーの設計
STEP.5 オンラインとリアルのハイブリッド集客とプロモーション戦略
STEP.6 個別相談とクロージング
STEP.7 ZOOMセミナーの開催方法とプレゼン資料作成

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社労士のオンラインセミナーのコツはありますか?

自分の専門分野に通じている、多くの人の悩みを解決できるようなものをテーマに行いましょう。また、参加者と適度に関わったり、適切な質問を投げかけたりすることで、参加者の意欲を把握することができます。

いきなりオンラインの営業に切り替えるのは難しいのではないでしょうか?

事前に効果的なオンラインセミナーの設計を行い、オンライン特有のコミュニケーションを身に付ければさほど難しくはありません。実際にオンラインセミナーを行う前の準備段階が一番重要です。

この記事を書いた人

山名 深大

株式会社ライフ・フォース 代表取締役

プロフィール

米国サンダーバード国際経営大学院にて国際マーケティング専攻で経営学修士(MBA)取得。食品メーカー (株)ドール、化粧品メーカー シュワルツコフ ヘンケル(株)、日本ロレアル(株)にてプロダクトマーケテ...

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