社労士が顧客を開拓するには?新規顧客開拓のポイントを解説COLUMN

  • 2023.7.13

社労士が顧客を開拓するには?新規顧客開拓のポイントを解説

社労士が顧客を開拓するには?新規顧客開拓のポイントを解説

「社労士としてさらなる顧客開拓をしたい」とお考えではありませんか?

社労士は業界内で数が増え続けており、中々顧客の獲得ができず悩んでいる社労士も少なくありません。「コンスタントに新規の顧客を開拓して、安定した経営を行っていくにはどうすれば良いのか」と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、社労士の顧客開拓のポイントや効果的な集客方法について解説していきます。

社労士の顧客開拓のポイント

社会保険労務士として顧客開拓、新規開拓をしていきたいのであれば、顧客開拓のポイントを抑えておく必要があります。むやみに業務をこなしているだけでは顧客開拓は難しく、いつか頭打ちになってしまいます。

「どのような社労士が顧客に選ばれやすいのか」を考え、顧客開拓を行っていくことが重要です。まずは社労士として顧客開拓していく際のポイントを解説します。

得意分野を明確にしておく

社労士として顧客に選んでもらうには、得意分野を定めて明確にしておくことが重要です。社労士の業務は様々なものがありますが、「何でもできる」よりも「労使トラブル専門」「労務管理専門」「年金相談専門」など、自らの社労士としての得意分野を明確にしておいた方が、顧客は相談しやすく、安心感を抱いてもらいやすくなります。

顧客は社労士への依頼を検討する際は、何かしらの特定の悩みを抱えていることがほとんどです。自分の悩みに特化した社労士がいれば、その社労士に相談する可能性が高いです。得意分野を明確にして打ち出すことで、確度の高い顧客からの依頼件数も増える可能性が高いでしょう。

顧客ターゲットを明確にしておく

自分の得意分野を明確にすると共に、どのような顧客をターゲットとするかも明確にしておく必要があります。ここを定めないまま顧客開拓、新規開拓を行っても、上手くいかない可能性が高くなります。

「どのような人のどんな悩みを解決するか」を設定し、顧客ターゲットを明確にしておきましょう。また、その顧客ターゲットと兼ね合わせて、前述した自らの得意分野・専門分野や、自らの事務所の強みを含めて考え、どのような顧客層にアプローチしていくのかということも考えていきましょう。

顧客にとって分かりやすいサービスの構築

顧客にとって分かりやすいサービスの構築も非常に重要です。初めて社労士に依頼をする人は、何をしてくれるのか、どのくらい費用がかかるのかといったことがイメージできていません。顧客にとって「分かりにくい」というのは、それだけで契約をしない要因となってしまいます。

以下の例を参考にして、顧客にとって分かりやすいサービスの構築を行っていきましょう。

  • 何をどのくらいやってくれるのか
  • 何に特化して実施してくれるのか
  • どのくらいの費用で行ってくれるのか

実績がある

社労士を選ぶ際には、「社労士としての実績」を確認されることも多いです。今までの実績を顧客にアプローチすることは非常に効果的です。

社会保険労務士の資格を持っているだけの社労士より、複数社の企業で社労士としての実績がある社労士が選ばれるのは当然の事だと言えるでしょう。

実績を顧客にアプローチするのはもちろん、過去の実績だけでなくこれからも着実に実績を積み重ねていくことも重要です。

社労士の集客方法

社労士の集客方法

社労士の集客方法は様々な方法がありますが、今ではオンラインを利用した集客方法も増えてきています。Webやオンラインツールが発展し、これからもより発展していくことが予測されます。

ここからは、社労士の集客の方法を解説します。

ホームページでの集客

社労士として事業を始めたら、ほとんどの社労士がホームページを作成し、自らのアピールや事務所のアピールを行います。ホームページから相談や依頼に結び付けていくためです

ホームページのメリットは、多くの情報を発信できる点です。社労士としての仕事内容を伝えることができるのはもちろん、どのようなことを専門分野として行っているのか、どのような想いで社労士をしているのか、どのような実績があるのかなどをホームページ内に盛り込むことができます。文章だけではなく、写真などを活用して視覚的にも情報を伝えることができます。

ただし、ホームページに情報を掲載するだけでは顧客の開拓はできません。ホームページの作り込みや、ホームページを見た人が「この社労士に相談してみたい」と思えるようなホームページの設計が必要となります。

また、ホームページは、作って終わりではなく、運用を行いながら集客に繋げていくことが重要です。定期的な情報の更新やコンテンツの追加を行ったり、検索キーワードでヒットしやすくなるようなSEO対策を行ったりなど、随時工夫していくことが重要となります。

Web広告からの集客

Web広告は、自らの打ち出したい商品やサービスなどをWeb上に打ち出すことができます。Web広告で代表的なものはGoogleのリスティング広告です。リスティング広告は、あらかじめキーワードを設定しておくことで、ユーザーがその設定したキーワードで検索した際に広告が配信されるようになっています。

リスティング広告は、すでにサービスの利用に意欲的であるユーザーや、顕在的なニーズを持っているユーザーに広告を配信することができます。例えば、「労使トラブル 社労士」のようなキーワードで検索するユーザーは、労使トラブルについて社労士に相談したいといったニーズをすでに抱えている可能性が高いです。そのため、契約に繋がりやすいです。

ただし、リスティング広告で成果を上げていくには、適切なキーワードの設定や運用にあたってのこまめなメンテナンスが必要となります。広告を稼働して終わりではなく、随時効果をチェックしながら、改善やメンテナンスを行っていく必要があります。

セミナー開催

労働関連の悩みを持つ人向けに、社労士としてセミナーを主催する方法も効果的です。自身の専門分野を効果的にアピールすることにも繋がります。

セミナーに参加するということは、すでにその分野の話に関心があるということなので、セミナーの参加者は顧客になる見込みの高い人と言えます。セミナー開催はスムーズな顧客獲得を行える可能性の高い方法です。

ただし、セミナー活用した方法は、人前で堂々と話す技術が求められます。どのような内容で、どのようなことを話せば、参加者たちが満足するかを考えてセミナーを行う必要があります。

社労士の顧客開拓にはセミナー開催がおすすめ

社労士の集客方法について解説しましたが、顧客開拓を行っていくのであれば特にセミナー開催がおすすめです。人前で堂々と話したり、臨機応変にセミナーを進めたりなど様々な技術が求められますが、顧客獲得をスムーズに行える可能性が高いです。

セミナーを開催すると聴くと、「セミナーを開催する会場が必要」と考え、場所を手配する手間や会場費用のコストなどを考える人も多いでしょう。しかし、最近ではWebやオンラインツールが発展したことにより、オンラインでセミナーを行う方法が主流となっています。オンラインセミナーなので場所を確保する必要はなく、多くの参加者を募ることが可能です。参加者は、スマホやPCがあればどこでも参加できるので、参加しやすくなっています。

社労士の顧客開拓にオンラインセミナーを活用する3つのメリット

社労士の顧客開拓にオンラインセミナーを活用する3つのメリット

顧客開拓・新規開拓に効果的なオンラインセミナーですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?ここからは社労士の顧客開拓にオンラインセミナーを活用する4つのメリットについて解説します。

関心の強い見込み客が集まる

オンラインセミナーに参加するということは、すでにその分野の情報に関心があるということです。ある問題に特化した内容のオンラインセミナーであれば、そのセミナーに参加する人はその悩みを解決したいと考えている可能性が高いです。

つまり、関心の高い見込み客を集めることができ、効果的なセミナーにすることで契約に結び付きやすくなります。

参加者の反応を見ながら確度を高めていくことができる

オンラインセミナーは、参加者の反応を見ながら確度を高めていくことができます。セミナーの中で多数の参加者と関わったり、問いかけをしたりすることで、参加者が納得しているのか、何か疑問に思っていることがあるのかをチェックできるためです。

オンラインであっても参加者と関わることは可能なので、参加者が現状抱えている悩みや課題をその場で聴き、リアルタイムで解決していくことができます。悩みや課題を解決してもらった参加者はもちろん確度が高まりますし、その場を見ていた他の参加者からも信頼度が高まり、契約に繋がりやすくなるでしょう。

「売る立場」ではなく「教える立場」となる

オンラインセミナーを通じてのセールスは、通常の対面セールスのようにその場の販売や契約のみが勝負ではありません。セミナー内での情報の発信や参加者との質疑応答を行うことで、セミナーの流れの中で販売や契約を行うことができます。そのため、「売る立場」ではなく「教える立場」となり、スムーズにセールスを行うことができるのです。

社労士の中には、通常の対面セールスの中で「売り込むのが苦しい」と感じる方も多いと思います。しかしオンラインセミナーを駆使することで、セミナーの流れの中で売ることができるので、ストレスを感じることなく販売や契約に繋げることができるのです。また、セミナー参加者も「売り込まれている」と感じず、売り手も買い手もストレスを感じることがありません。

まとめ

社労士の顧客開拓のポイントやオンラインセミナーのメリットについて解説しました。

社労士などの士業が顧客開拓・新規開拓を行っていくのであれば、オンラインセミナーは非常に効果的です。参加者とセミナー内で関わっていくことで、参加者の反応を見ながらセールスを行っていくことができます。

ただし、オンラインセミナーは、また対面セールスとは違ったテクニックや、効果的な導線設計や戦略が必要となります。ただしそれらを身に付けることで、効果的なオンラインセミナーを行うことができ、スムーズに顧客の獲得を行うことができます。

効果的なオンラインセミナーを開催し、顧客獲得を狙いたいのであれば、ぜひ「セミナー設計塾」に参加を検討してみてください。

オンラインセミナー・セールスを
仕組み化して売り上げが上がる!

よくある質問

Q、オンラインセミナーで顧客獲得するポイントは何ですか?

A、自らの得意分野・専門分野の明確化、顧客ターゲットの明確化を行い、それらに合わせたコンセプトのセミナー設計を行うことです。セミナー内で話す内容はもちろん、プレゼン資料もコンセプトに添ったものにする必要があります。

Q、どのようなオンラインセミナーが効果的ですか?

A、セミナーには以下の2種類のセミナーが存在します。

情報提供型セミナー:セミナーにて価値ある情報を惜しみなく伝え、セミナーの参加費用で売上を上げる

顧客獲得型セミナー:セミナー自体は入口のサービスであり、セミナー後のサービスの販売・契約を目的としている

社労士などの士業が顧客開拓・新規開拓を行っていくのであれば、顧客獲得型セミナーが必要となります。

Q、オンラインセミナーへの集客に苦労していますが、何が問題でしょうか?

A、オンラインセミナーの集客に苦労している場合、コンセプトが定まっていない、ターゲットにセミナーの重要性が伝わっていないなどが考えられます。特にコンセプトが定まっていなければ、効果的なオンラインセミナーは行うことができません。

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この記事に関するよくある質問

オンラインセミナーで顧客獲得するポイントは何ですか?

自らの得意分野・専門分野の明確化、顧客ターゲットの明確化を行い、それらに合わせたコンセプトのセミナー設計を行うことです。セミナー内で話す内容はもちろん、プレゼン資料もコンセプトに添ったものにする必要があります。

どのようなオンラインセミナーが効果的ですか?

セミナーには以下の2種類のセミナーが存在します。

情報提供型セミナー:セミナーにて価値ある情報を惜しみなく伝え、セミナーの参加費用で売上を上げる

顧客獲得型セミナー:セミナー自体は入口のサービスであり、セミナー後のサービスの販売・契約を目的としている

社労士などの士業が顧客開拓・新規開拓を行っていくのであれば、顧客獲得型セミナーが必要となります。

オンラインセミナーへの集客に苦労していますが、何が問題でしょうか?

オンラインセミナーの集客に苦労している場合、コンセプトが定まっていない、ターゲットにセミナーの重要性が伝わっていないなどが考えられます。特にコンセプトが定まっていなければ、効果的なオンラインセミナーは行うことができません。

この記事を書いた人

山名 深大

株式会社ライフ・フォース 代表取締役

プロフィール

米国サンダーバード国際経営大学院にて国際マーケティング専攻で経営学修士(MBA)取得。食品メーカー (株)ドール、化粧品メーカー シュワルツコフ ヘンケル(株)、日本ロレアル(株)にてプロダクトマーケテ...

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