- 2023.3.8
オンラインセミナー集客を成功したいのならマーケティングは必須
オンラインセミナーを開催し、自社の商品やサービスを売りたいと考え、オンラインセミナーを開催したところ、収益が上がらず赤字になった(なってしまう)ことは多々あります。
赤字になっているオンラインセミナーは、マーケティングを実践していないことが多く、マーケティングを開始するだけで黒字化できる可能性が高いです。
そこで、マーケティングの考え方を取り入れたオンラインセミナー集客について解説いたします。
目次
マーケティングから考えるセミナー集客
突然ですが、「あなたにとって、今何が問題になっていますか?」
- オンラインセミナーを開催しているが集客に苦労している
- オンラインセミナーを開催しても商品やサービスが売れない
- 新たな販売ルートをオンラインセミナーで開拓したい
- 起業したてで売上が少なく困っている
- その他
例えば、「集客に苦労している方に対し、集客方法やツールを提供すれば良い」という考えは、セールスとしては正しいのですが、マーケティングからすると全くの間違いです。
セミナーは集客ツールのひとつ
マーケティングの基本は、集客をしたい、新しい商品を売りたいといった課題や問題を解決したい方々(個人、法人問わず)のニーズを把握し、解決手段を商品やサービスといった形で提供し、継続できるシステムにすることですから、オフライン、オンライン問わず、どのようなセミナーであっても集客ツールのひとつとして考える必要があります。
もちろん、セミナーへの集客もマーケティングの一部です。セミナーや集客はゴールではないことを肝に銘じておきましょう。
集まらないセミナー集客には理由がある
集客できないオンラインセミナーには、大きく次のような理由があります。
- マーケティングを実践していない(売れる仕組みがない)
- セミナー告知方法を間違っている
- 世の中にある課題や問題解決ができないセミナーを開催している
- 求めている情報を提供していないセミナー
- 魅力的ではないセミナー
- コスパが悪いセミナー
- ターゲット(ペルソナ)を定めていないセミナー
- コンセプトの存在しないセミナー
- 怪しいと感じてしまうセミナー
オンラインセミナーを開催したものの集客できていないのであれば、必ず理由が存在します。
落ち着いて、理由を書き出してみましょう。
参加者が集まらない理由と打破すべき課題
マーケティングの世界では「砂漠で水を売る」という言葉をよく使います。需要やニーズのない場所でビジネスは成り立ちません。
例えば、IT系のセミナー告知サイトに、婚活のセミナーを告知した場合、反応があるかもしれませんが、無駄になる可能性が高いです。
○○という分野のセミナーが開催されていないから、穴場だと思ったら需要やニーズがなく、参加者が集まらなかったということもあります。
逆に、多数開催されている内容のオンラインセミナーではどうでしょうか。
「競争が激しい=需要がある」ことですから悪いことではありませんが、競争がある分、ターゲットにセミナーの魅力を最大限伝えることが重要です。
競争が激しい分野で参加者が集まらないセミナーは、参加すべき理由、信じるべき理由を伝えきれていないことが大半です。
オンラインイベント集客方法に囚われている
集客方法はとても大切ですが、集客する前にセミナーの根本であるコンセプトを確立していないと、セミナー集客サイトや広告などを使って集客したとしても、失敗します。
コンセプトが無ければ、セミナー参加者に訴える力が弱くなり、オンラインセミナー全体だけではなく、事業そのものがあやふやになってしまうからです。
「集客できない=集客方法が誤っている」ではなく「コンセプトが無い→ターゲットに対しセミナーに参加するべき理由が伝わらない→集客できない→セミナーがうまくいかない→赤字になる」です。
また、コンセプトに対する需要が無い場合も、うまくいきません。
需要やニーズがある状態を見極め、コンセプトを確立。コンセプトを基にターゲット(ペルソナ)を選定。ターゲットが困っていることを解決できるセミナーに今参加すべき理由や参加するメリットを明確にし、セミナーのタイトルを決定し、こくちーずなどのイベント集客サイトやランディングページ(LP)、メルマガなどでセミナーを告知し集客をするのが大道です。
怪しい集客セミナーと勘違いされるのを防ぐには
勘違いを防ぐには、説明に正しい証拠を提示すること、怪しいセミナーに多いコンテンツを可能な限り避けること、セミナー主催者の実績提示が必須です。
セミナーで高額な商品を購入し、求める結果が出るのであれば良いのですが、残念なことに結果の出ない高額商品やサービスを売る集客セミナーが多々存在しています。
正確な証拠や根拠を使って正しく伝わるように数字を使って提示するようにしましょう。
また、集客できないからといって無料のオンラインセミナーにしてしまうと、逆に怪しいセミナーだと勘違いされてしまいます。宗教の勧誘や詐欺のセミナーは無料であることが多いためです。
さらに、無料開催の場合、セミナーで販売する商品やサービスが売れなければ黒字にはならないリスクを抱えるため、強い勧誘やセールスをすることに繋がり苦労してしまいます。
マーケティングを実践しているのであれば、売り込むことなく買ってくれますので、セールスで苦労しているというのなら、セミナー全体を見直す必要があります。
他にも、下記内容に関連するセミナーを開催してしまうと、怪しいと感じられてしまいます。
- 出資金を運用し配当
- システムトレードプログラム
- 未公開株
- 外国通貨取引
- ビジネスへの出資
- 投資セミナー
- 権利取引
- 精神論がメインのセミナー
- 主催者・講師の経歴や実績が提示されていないセミナー
ちなみに、上記は詐欺に使われることが多いセミナーでもあります。
役立つセミナー集客成功事例と意味のない成功事例の見分け方
同じターゲット(ペルソナ)、似ている目的のセミナーの成功事例でなければ、参考にはできません。
また、セミナー集客だけに目を向けてしまうと、思わぬ落とし穴にはまることも多々あります。
何度もお伝えしているように、セミナー集客はマーケティングの一部です。要は利益が増えるセミナー開催が重要であり、集客できた人数よりも利益がどのくらい増えたのかが重要です。
ご存じのようにオンラインセミナーは参加者が一人であっても、方法を間違えなければ利益が得られます。実をいうと、参加者が少ないほどバックエンドが売れる確率は高くなります。
マーケティングを考えたオンラインセミナーは、参加者が一桁であったとしても集客に成功しているといえます。
もちろん、ターゲットに沿った参加者かどうか確認することを忘れないでください。
オンラインセミナー集客方法
コンセプトがある、ターゲットを決めた、需要もニーズも十分ある、参加すべき理由もある、信じてもらう証拠も揃った、バックエンドも準備したとなって初めてオンラインセミナーの集客に着手することができます。
まずは無料のセミナー集客サイトから
マーケティングはテストの連続ともいわれますから、広告やLPを準備する前に無料で使える集客方法を使ってテストを行ってみましょう。
Facebook、Instagram、TwitterをはじめとするSNSでの告知。こくちーず、Peatixなど無料で使えるセミナー集客サイトでの告知を行ってみましょう。
ハウスリストが充実しているのでしたら、メルマガやLINEなどでオンラインセミナーのテストイベントを告知するのもひとつです。
最初から上手くいくこともあれば、思ったようにいかないこともあります。あれもこれもと変更してしまうと分からなくなってしまいますので、一つずつ変更しセールスを自動化できるようにしていきましょう。
まとめ
オンラインセミナー集客は、マーケティングを実践することが成功に繋がります。
また、テストしてみなければ結果は出てきません。何度も繰り返しテストすることを念頭に置いて、行動するようにしましょう。
オンラインセミナー集客成功の秘訣については下記のページで詳しく解説していますので、ご興味のある方はぜひご確認ください。
オンラインセミナー・セールスを
仕組み化して売り上げが上がる!
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この記事に関するよくある質問
オンラインセミナー集客で気を付けるべきことは?
-
最も重要なことはコンセプトです。コンセプトがあればターゲットは自ずと決まり、集客の方向性が定まります。
マーケティングはオンラインセミナー集客に必要ですか?
-
大企業であれば別ですが、マーケティングを実践しなければ、オンラインセミナーで集客し収益を上げることが難しくなります。また、マーケティングは幅広く、すべてを学ぶのは大変ですが、すべての知識をマスターする必要はありません。オンラインセミナー集客に必須のことを学び実践することが重要です。
集客に苦労しています。何が問題ですか?
-
集客に苦労されている場合、コンセプトが悪い、集客方法が悪い、ターゲットに伝わっていないなど多数の問題が存在します。特にコンセプトはオンライン、オフライン問わず集客に重要です。
この記事を書いた人
山名 深大
プロフィール
担当セミナー
『顧客獲得型オンラインセミナー設計塾』 3日間チャレンジ プログラム治療家、セラピスト、エステ、トレーナー向け『非接触型オンラインカウンセリング設計塾』
保険営業および士業・コンサル向け『顧客獲得型オンラインセミナー設計塾』
はじめてのオンラインセミナー集客