オンライン営業がうまくいかない方ONLINE SALES

うまくいかないオンライン営業を成功に導くコツ

カメラ会議

訪問営業をしていたときは、商談がうまくまとまり成果が出ていたのに、オンライン営業に切り替えたら、以前よりも商談がうまくいかなくなったと感じている営業の方は多いです。オンライン営業がうまくいかない最大の理由は、オンライン特有のコミュニケーションの難しさといえます。

オンライン営業がうまくいかない理由Reason

対面とオンラインでは、コミュニケーション方法が少し異なると感じている方も多いです。

対面であれば些細なボディランゲージで何となくの意向を感じ取れ、お相手が契約したいかどうか、別の商品やサービスを求めていないのか、水面下で交渉することもできます。

オンラインでお相手の意向を画面越しに汲み取るのは、営業未経験の方が初対面で契約する商談くらいの難しさがあります。

対面の営業資料とオンラインの営業資料は違う

対面でもオンラインでもお相手の反応に合わせて営業資料を提示することは同じですが、提示すべき営業資料は対面とオンラインで異なります。

対面であればA4サイズのパンフレットや資料をここぞというタイミングで手渡し説明しますが、オンラインであればA4サイズのパンフレットを出すわけにはいきません。

オンライン営業なら画面を共有しパワーポイントで作成した資料をお見せしながら、商談を進めていくことになります。

商談先の方がどのような環境でオンライン商談に臨まれているか、わかりませんからオンライン商談で使用するパワーポイントは、小さな画面で見ても判別のつくものにする必要があります。

  • ● 文字が小さくて読めない
  • ● 1ページに含まれる内容が多く、どこを見たらいいかわからない
  • ● 商品の大きさがわかりにくい

上記のような営業資料(スライド)になっているのであれば、即見直すようにしましょう。

また、必要なとき即座に営業資料を画面に出せる設定にしておくこともオンライン営業を成功させるために必須です。

もし対面で使用していた営業資料を渡したいのであれば、オンライン商談が終わったタイミングで「今回の商談でご提案させていただきました内容の資料です。ぜひご確認ください」とお伝えして渡すといいでしょう。

なお、商談後に資料を郵送した場合、お相手が資料を見てくれる確率は、商談の場でお渡しするよりも低くなります。商談している時間内で資料をダウンロードできるように準備し、郵送する必要があるものは別途郵送する旨の案内をするといいでしょう。

商談相手がオンラインに慣れていない

オンライン会議

商談のお相手がZoomなどのWeb会議システムに慣れていないこともあります。

オンライン商談を無理に継続するのではなく、対面で商談できる機会を作った方が良いかもしれません。

しかし、会社の方針でどうしてもオンラインで商談をしなければならない場合は、次のように対処することをおすすめします。

1.商談のアポイントを取るときにメールと電話を使って、オンラインで接続する方法をお伝えしておきます。

2.実際のオンライン商談をする前に電話を使って、一緒にZoomなどのオンライン会議システムを立ち上げるサポートをします。

ほとんどパソコンに触らない方でも、上記の方法で丁寧に説明すれば接続できます。

オンライン会議

対面では気にならない照明

対面の営業であれば、同じ会議室でお打ち合わせをするので、照明が多少暗くても気になることはありません。

しかし、オンラインになると暗くて表情がわかりにくく、照明の加減で疲れているように見えることもあります。

営業の基本から考えるとNGであることは間違いありません。

照明に気を配るようにしましょう。

オンライン営業やオンライン商談を成功させる改善方法How to Improve

セミナーをする女性

オンライン営業は対面の営業と同じようにしていては、成功できません。

オンラインは対面よりも熱意が伝わりにくい

オンラインの特徴のひとつに「熱意を相手に伝えにくい」があります。

対面であれば声の大きさは、そのまま伝わりますが、オンラインで声の大きさは、コントロールされ同じボリュームとして聞こえます。

オンラインでは声の大きさに気を配るよりも、はっきりとした声で会話することを心掛けることが大切です。

また、対面であれば早口でもいいのですが、オンラインで早口となると、何を言っているのか伝わりません。

いつもよりゆっくり目に話すことを心掛けましょう。

なお、身振り手振りは対面よりも小さく伝わります。オンライン商談では身振り手振りは大きくするようにしましょう。

成果につながる営業資料の作り方

オンライン営業で使う資料スライドは1ページに1項目が最大のポイントです。

文字数にも気を配りましょう。スライド1ページの文字数が多くなってしまうのであれば、数ページに分けることが大切です。

1ページに4文字程度のスライドであっても問題ありません。

内容によって文字だけのページと写真のページを分けて説明したり、写真の一部を拡大したページを作成したりすることも考えましょう。

さらに、お相手が相槌しているかオンラインでは把握しにくいため、理解度を肌感覚で感じることは基本できません。

営業資料の区切りで必ず「○○の件はご理解いただけましたでしょうか?」「△△の件でご質問はございますでしょうか?」「○○さん、いかがでしょうか?」と投げかけましょう。

「わからないところはありますか?」と聞いてしまうと「(理解度に関係なく条件反射的に)大丈夫です」と答えてしまう方が多いので、くれぐれもご注意ください。

相手はオンライン商談に慣れていないと考えてリハーサル

オンライン営業では、意図しないトラブルが頻繁に発生します。

トラブルが発生したときスムーズに対処できるかで商談の進み方は変わってきます。

オンライン商談のトラブル対応でアフターサービスの程度を判断されていると考えてもおかしくありません。

トラブルに対して即対応してくれなければ、商品やサービスがいくら良くてもアフターサービスが望めないと判断され、契約、購入のハードルが高くなってしまいます。

少なくとも下記のトラブルに巻き込まれたと想定したリハーサルは必須です。

  • ● 回線が切断されたときの対処方法
  • ● 音声が聞こえないときの対処方法
  • ● 画面が映らないときの対処方法
  • ● 商談相手が接続できない(接続方法がわからない)ときの対処方法

可能であれば事前に商談相手の環境を確認することをおすすめします。

対面と同じく準備が重要

対面で商談するとき、想定質問を用意するようにオンラインでも事前の準備が大切です。

  • ● 商談相手の知識に見合った営業資料
  • ● トークスクリプト
  • ● 雑談できる時間を考えた時間配分

対面営業で何気ない雑談が次の商談に繋がったご経験を持つ方は多いかと思います。

オンライン営業であっても雑談できる時間を確保することで、お互いに打ち解けあってスムーズな商談が可能になります。

例えば、オンライン会議の最初の10分間で自己紹介や最近話題になっていることなどを気軽な気持ちで会話し、お互いの距離感を近づけるとお相手の満足度が高くなり商談もうまく進むようになります。

また、オンライン会議を終了する前に、次のアクションについてまとめ、メールや電話でフォローするようにしましょう。

オンライン営業や商談がうまくいかないと辛いHow to Improve

オンライン営業や商談がうまくいかないと誰でも辛くなります。

オンライン営業や商談には、成果を上げられる確立された方法やテンプレートがあることをご存じでしょうか。

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オンライン営業がうまくいかない理由は?

オンライン特有の事情を考えずに対面営業と同じように対応してしまっている点です。同じ営業資料は使えない、ニュアンスが伝わりにくい(伝えにくい)特徴がオンラインにはあります。

オンライン商談のコツは何ですか?

オンライン商談向けの営業資料、トラブルを想定したリハーサル、オンライン特有のコミュニケーション方法がオンライン商談を成功させるコツです。

オンライン営業の難しさは?

オンライン営業のコツとポイントを知らずに営業をしていることです。対面営業とは違うオンライン営業で成果を上げる方法を知れば、難しくありません。

オンライン営業や商談で上手くいくための方法を学びたい方はこちら